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[トイレ] 発展途上国におけるトイレ問題

「トイレ」「IoT(Internet of Things)」「空席」に関する情報をお届けする特化型メディア「ThroneNow(スローン・ナウ)」

· トイレ,発展途上国,健康

「ユニセフ/WHO 24億人がトイレのない生活 子どもたちの健康への影響に警鐘」

https://www.unicef.or.jp/news/2015/0202.html

ユニセフ(国連児童基金)とWHO(世界保健機関)は、安全な飲み水へのアクセスが増加したことで得られるはずの子どもたちの健康や生存率の改善が、トイレの普及の停滞によって脅かされる恐れがあると、ミレニアム開発目標(MDGs)に対する水とトイレへのアクセスの達成度を測る報告書の中で指摘しました。

問題の実態

ユニセフ/WHOによると、

“世界の3人にひとり、つまり24億人の人々が未だトイレを利用することができず、そのうち9億4600万人は習慣的に屋外排泄をしていると報告されました。屋外排泄の習慣は発育阻害や慢性的な栄養不良に陥るリスクと関連しています。世界では1億6100万人の子供が屋外排泄の習慣を起因とする発育阻害、あるいは慢性的な栄養不良に陥り、取り返しのつかない身体的・認知的損傷を受けています。“

https://www.unicef.or.jp/news/2015/0202.html

エコネットワークスは屋外排泄による子供たちへの影響を以下のようにまとめています。
http://www.econetworks.jp/knowledgeshelf/2014/09/05/lixil/

  • 不衛生
    • 汚物があふれる
    • 大雨が降った際に汚物が回りに広がる
    • そうしたところで遊んだ子供が病気にかかる
  • 環境汚染
    • 水道が汚染される
  • 疾病
    • 下痢性疾病で命をなくす人の数 年間17億円
  • 野外にトイレにいく危険
    • 女性はレイプの危険

これらの問題解決のために、これまでEcological Sanitationという考え方・技術が採用されていました。

Ecological Sanitationは世界銀行によって以下のように定義されており、
http://water.worldbank.org/shw-resource-guide/infrastructure/menu-technical-options/ecological-toilets

  • 汚染をコントロールするよりも予防する
  • 糞尿を安全にリユースする
  • 農業に悪影響を与えない部品を使う

といった考え方に沿って設計されたトイレのことです。

しかし、

  • 導入費用の高さ
  • 屋内排泄の文化がそもそもない
  • トイレのスタイルを変える心理的ハードルが高い

といった問題があります。日本トイレ協会の報告によると、

10年以上前から発展途上国の限られたコミュニティに対して、水洗トイレ、汲み取り式トイレ、コンポストトイレが導入されていますが、普及には至っていません。

次回は、これらの問題を解決するトイレの最新ソリューションアイデアを紹介します!

<執筆者情報>

名前:米津 了輔(よねつ りょうすけ)

一言:今年夏より世界のイノベーション拠点を巡ります。特に途上国スタートアップの勢いに注目しています!

Facebook:https://www.facebook.com/ryosuke.yonetsu

トイレ空席管理IOTサービス「THRONE(スローン)」公式サイト
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